6月のとある日曜日。
休みの工場内で講習会が行われました。
集まったのは、地元鰹節業界の若き後継者達です。
(若い女性の人もいるんですよ!!)
枕崎で考えられた伝統の 「薩摩切り」(カツオの切り方) を学ぶために集まったのです。
現在、この薩摩切りを行っている鰹節屋は枕崎でも2、3件程。
技術的にも難しく、このままでは継承されることなく、消えていく。
この伝統をなんとか残していきたいとの思いで行われました。
講師はすでに引退されたヤマウエさんです。
ヤマウエさんの技を習得しようと、みんな真剣でした。
工場長をはじめ、弊社の職人たちもチャレンジです。
伝統や技術は何もしなければ忘れられ消えていく。
頭だけではなく、体でしか伝えられないものがある。と感じた一日でした。
コメント